エヴェネプールが総合首位をキープ、マスが2位、ログリッチが3位に浮上。
☆記事
ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第8ステージで、ジェイ・ヴァインが再び山頂で勝利し、3日間で2度目のステージ優勝を果たし、山岳での能力を見せつけた。
このオーストラリア人選手は、逃げ集団の中で最も強い選手であることを証明し、霧の中を独走して勝利し、水玉模様の山岳ジャージも獲得した。
フィニッシュまで10kmの最後の登りでは、逃げ集団のアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ)がフィニッシュから6km地点でアタックした。ヴァインは真っ先に反応し、脱落させ単独で突き進んだ。
ヴァインの背後には、逃げ切った後に形成された追走集団がいたが、誰も彼を吸収することはできなかった。
マルク・ソレル(UAEチームエミレーツ)が2位、レイン・タラマエ(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)が3位となった。1分20秒のタイム差の後、総合勢は霧の中から現れ、リーダージャージのレムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)が、選りすぐりのグループを率いてゴールした。
エヴェネプールは、エンリク・マス(モビスター)とプリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)を従えてゴールし、13秒遅れでサイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)とカルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ)が続いた。
☆【ステージ優勝】ジェイ・ヴァインのコメント
「スタート時には、このまま逃げ切れるかどうかわからない と思っていたんだ。だから、最初の数回の山岳ポイントをターゲットにすることにしたんだ。FDJの選手たちは3人いて、クイックステップがコントロールしていたから、その時点から あまり苦戦せずにKOMポイントを獲得できれば、それを狙おうと思っていた。」
「ルツェンコがスタートで動いて、僕はその輪の中にいたから、ついていくことにしたんだ。彼が抜けた後、2回目のアタックをする気配はなかった。ここからは、2日前と同じように25分ほどの勝負になると判断した。プレッシャーをかけ続け、1分半後に後ろを見たら、車輪がなかったんだ(ルツェンコがちぎれた)。次のヘアピンで無理をして、後ろを振り返ったら誰もいなかったので、そのまま走り続けたんだ。」
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