エヴェネプールが他の総合勢を圧倒し、ログリッチは2位。
☆記事
休息日明けのブエルタ・ア・エスパーニャ2022第10ステージのタイムトライアルでは、総合リーダーのレムコ・エヴェネプールが、グランツール初ステージ勝利を獲得し、総合リードを拡大させることに成功した。
エルチェからアリカンテまでの30.9kmを、平均時速55.658kmで2位のログリッチに48秒の差をつけ、第6ステージからずっとレースをリードしてきたエヴェネプールが優勝した。
このステージの優勝候補プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)は、34分6秒の2位でゴール。3位はエヴェネプールのチームメイトであるレミ・カバニャで、1分遅れの34分18秒で、表彰台に上った。
さらに後方では、イネオス・グレナディアーズの若手、カルロス・ロドリゲスとパヴェル・シヴァコフがそれぞれ4位と5位に入り、印象的な走りを見せた。2人は互いに5秒以内の差でゴールし、ロドリゲスはエヴェネプールから1分22秒差でゴールした。
ロドリッチはエンリク・マス(モビスター)に1分3秒差をつけ、総合2位となり、エンリクは順位を一つ下げた。また、サイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)もステージ7番手の35分台のタイムでフアン・アユソ(UAEチーム・エミレーツ)に35秒差をつけ、順位を上げている。
☆【ステージ優勝 総合首位】レムコ・エヴェネプールのコメント
「チームメイトのレミがとても良くやっていたのを見たよ。バスに座っているとき、彼のタイムと比べると、後半はみんなペースが落ちているのがわかったんだ。」
「平坦で超ハードなフィニッシュだったので、常に一定のパワーでプッシュしなければならないことは分かっていた。最後の登りで足が重くなった。でも、このタイムトライアルで赤いジャージを着て勝てたのは本当に良かった。いい気分だよ。」
「ステージ優勝できて、本当にうれしい。夢を実現したし、これからブエルタで勝つために戦うんだ。プレッシャーはなくなった。ステージ優勝したんだ。今、チーム全体がすごく自信を持っていると思う。みんないいパフォーマンスを見せてくれているし、あとはこのジャージをキープしてウェヴェルヘムに持ち帰るために戦うだけだ。」
☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第10ステージ順位
☆ブエルタ・ア・エスパーニャ2022第10ステージ終了時点の総合順位
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