カラパスが総合首位を獲得。
☆記事
ジロ・デ・イタリア第14ステージでサイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ・ジェイコ)は、トリノ周辺を周回するレースで優勝した。
29歳のイギリス人選手は、トリノのゴールまで残り5kmの地点で、総合候補であるジェイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ)、リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアス)、ヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ)にアタックし、15秒の差をつけ、ゴールまでその差をキープすることに成功した。
先週の日曜日、第9ステージのブロックハウスの上りで11分を失い、総合争いから脱落した大きな失望を晴らすべく、イェーツはこの日、挽回の一日となった。
ヒンドレーは2019年ジロ優勝のカラパスを上回り、この日2位となった。
カラパスは素晴らしい走りを見せ、現在ジロ・デ・イタリアの総合順位でヒンドレーに7秒の差をつけてリードしている。
☆【ステージ優勝】サイモン・イェーツのコメント
「序盤に何度かトライしたけれど、無理だった。何度か動いたけど、集団が大きすぎたのか、行くことを許されなかったのか、わからなかった。」
「だから戦術を変えて、普通にステージを進めるしかなかったんだ。ボーラがステージやGCのために追走しようとしたのはラッキーだった。そこから先は、自分のベストを尽くした。」
「そうでもないよ。今日のことを悪く言うつもりはないけれど、僕はレースに勝つためにここに来たんだ。」
「脚が今日と同じように良い状態であることを望んでいる。今日は僕だけでなく、すべての人が本当に頑張った。この暑さが続けば、最終週はとても厳しいものになるだろう。」
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