フアン・ロペスは9日目もマリア・ローザをキープ。総合は変わらず。
☆記事
ステファノ・オルダーニ(アルペシン・フェニックス)は、ジロ・デ・イタリアの第12ステージにおいて、3人の逃げ集団から勝利を獲得した。ハイス・リームライゼ(ユンボ・ヴィスマ)が最初にスプリントを仕掛けたが、オルダーニと2位のロレンツォ・ロータ(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)に捕まり、抜かれる形でジェノバでのスプリント勝負は終了した。
この3選手は、60kmのレースの後に出現した20人以上の逃げ集団の一部だった。この日の最後の上り坂であるラ・コレッタでのアタックで、ロータ、オルダーニ、リームライゼがこのステージの行方を決める動きを見せた。
後方にはバウケ・モレマ(トレック・セガフレード)、サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ビクトリアス)、ルーカス・ハミルトン(バイクエクスチェンジ)、ウィルコ・ケルデルマン(ボーラ・ハンスグローエ)などの追走グループが形成されたが、差を詰めることはできなかった。
フアン・ロペス(トレック・セガフレード)は、リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)とジョアン・アルメイダ(UAEチーム・エミレーツ)に12秒差をつけて総合トップの座を維持し、ロマン・バルデ(チームDSM)は14秒差で4位につけている。
☆【ステージ優勝】ステファノ・オルダー二のコメント
「簡単じゃなかったよ。ロータは友人だし、速いことも知っていたから、気をつけなければならなかった。もうひとりは、明らかに先回りしていた。でも最終的にはうまくいったよ。」
「マチュー・ファンデルプールは重要な存在だ。逃げで2人以上並んだら、多くの選手がマチューに注目するだろうし、他の選手にとってもいいチャンスになることは、もうわかっていた。今日は本当にうまくいった。3人いたのは僕らだけだったんだ。僕たちはやり遂げたんだ。」
☆【総合首位】フアン・ロペスのコメント
「今日は最初の1時間がすごかった。自分のワフーを見て、これは不可能だと思った。最初の1時間で53kmか54kmかな。その後、逃げが決まり、チームは本当によく管理してくれた。暑いのは好きですが、天候は決められないので、適応していかなければなりません。雨の日も寒い日も走るよ。」
「ここに来たとき、僕の目的はいくつかのステージで勝つことだったけれど、今はひとつの夢を与えてくれるよ。」
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