エヴェネプールとベルナルがマリア・ローザを追う
☆記事
ジロ・デ・イタリアの第6ステージでは総合順位が再び変動し、マリア・ローザ争いに新たな選手が加わり、有力選手の間にも大きなタイム差が生じることとなった。
第6ステージでは、サン・ジャコモの登りで、昨日、エースのミケル・ランダを失ったバーレーン・ヴィクトリアスのジーノ・マーダーが逃げ切ってステージ優勝を果たした。
その21秒後には、エガン・ベルナルが160kmのレースを終えてゴールした。
エガン・ベルナルは、2日前のセストラでもそうであったように、今回もまた総合を狙う選手たちの先頭に立って、しっかりとした走りを見せている。
ベルナルは4人の追走集団を率いてゴールし、6秒のボーナスタイムを獲得した。
Con grinta y berraquera fino alla fine 🔥 pic.twitter.com/dmE0KUK7ll
— Egan Arley Bernal (@Eganbernal) May 13, 2021
ダン・マーティン(イスラエル・スタートアップ・ネーション)が3位に入り、4秒のボーナスを獲得した。
4位にはクイックステップのエースであるレムコ・エヴェネプールが入り、2秒後にはジロで毎回印象的な走りをするジュリオ・チッコーネ(トレック・セガフレード)が入った。彼はセストラとサン・ジャコモの両方でベルナルをマークし続けた唯一の男だ。
この結果、エヴェネプールは総合2位となり、マリア・ローザを着たFDJの若手、アッティラ・ヴァルタとのタイム差は11秒となっている。
そしてベルナルは16秒差で3位につけている。
ダミアーノ・カルーゾ(バーレーン・ヴィクトリアス)とダニエル・マルティネス(イネオス・グレナディア)は、ベルナル、マルティネス、エヴェネプールに13秒後にゴール。
マルク・ソレル(モビスター)はさらに2秒遅れて27位でゴールし、ヒュー・カーシー(EFエデュケーション・ニッポ)、アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ)、サイモン・イェーツ(バイクエクスチェンジ)、ヴァルタはさらに2秒遅れでゴールした。
ウラソフは総合4位で、バルテルに24秒、ベルナルに8秒のタイム差があり、カーシーは6位、イェーツは10位となった。
さらに11秒遅れの40番手には、マーダーのほか、エマニュエル・ブッフマン(ボーラ・ハンスグローエ)、ロマン・バルデ(チームDSM)、ダビデ・フォルモロ(UAEチームエミレーツ)、ホアン・アルメイダ(クイックステップ)が入っている。
同じグループにいたトビアス・フォス(ユンボ・ヴィスマ)は、ジョージ・ベネットが登りで早々に落車し、さらに7分14秒を失ってしまったため、チームリーダーとなった。
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