チームDSMのライダーは、ラフェに追いつき、ウルとコンチが表彰台に上った。
☆記事
アンドレアス・レックネスン(DSM)は、トロンハイム周辺の最終ステージで逃げ切りを決め、アークティックレース・オブ・ノルウェーの総合優勝に輝いた。レックネスンは、レースが残り30kmでゴールとなるところで逃げ集団から抜け出し、4つの上り坂で後続を振り切った。
ニコラ・コンチ(アルペシン・ドゥクーニンク)は、レックネスンを単独で追いかけ、ノルウェー人の総合優勝を阻止しようとしたが、16秒差の2位でゴールした。
レックネスンは、フィニッシュ地点で両手を挙げて喜ぶ暇もなく、ユーゴ・ウル(イスラエル・プレミアテック)に8秒差、コンチに9秒差をつけ、アークティックレース・オブ・ノルウェーの総合優勝者となったことを正式に確認されるのを待った。
ヴィクトル・ラフェ(コフィディス)は、最終ステージまで総合をリードしていたが、レックネスンは、残り100kmほどで逃げ、プロトンに対して2分ほどのリードを作ってレースをひっくり返した。
地元ノルウェー出身のレックネスンは、地元の観衆の声援を受けながら、タイホールドタワー山頂の厳しい登りを軽々とこなし、後続に40秒、イエロージャージのラフェに1分9秒のリードを保ちながら、勝利とボーナスタイム3秒を手に入れた。
レックネスンは6月のツール・ド・スイスのエッシュでステージ優勝を果たし、ツール・ド・フランスでのデビューを果たしたばかりでホームレースで注目を浴びた。この23歳は、2014年の第1回大会でトル・フースホフトが優勝して以来、ノルウェー人としては2人目のアークティックレース・オブ・ノルウェー総合優勝者となった。
☆【ステージ優勝 総合優勝】アンドレアス・レックネスンのコメント
「昨日はかなり調子が悪かったので、今日は地元の周回で脚の調子を見ようと思っていた。しばらくして、脚は良くなった。最初はテレビで見るような普通の逃げだと思っていた。正直なところ、僕の目標は1周して観客を楽しませることだったんだ。」
「最終ラップ、あるいはラスト1キロまで逃げ切れるとは思っていなかった。とても疲れていたし、上りが予想以上に急できつかったので、後ろから選手が速く来ると思っていた。でも、無線で後ろのみんなが苦しんでいることを教えてくれて、モチベーションが上がったよ。」
(アークティックレース・オブ・ノルウェーについて)「私のホームレースです。子供の頃から見ていたレースで、私がサイクリングを始めた理由の一つかもしれません。」
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