今年のブエルタ初の山頂フィニッシュで総合が激変
☆記事
ブエルタ・ア・エスパーニャの最初の山頂フィニッシュで、ジェイ・ヴァインが意外な勝利を収めた。アルペシン・ドゥクーニンクに所属するジェイ・ヴァインは、登り坂の序盤でアタックをかけ、総合の有力選手たちが追撃を開始する中、リードを保ち続けた。
2位には15秒差でレムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)が入り、新たな総合リーダーとなった。レムコは登り坂で総合上位選手の中で行動を起こし、エンリク・マス(モビスター)だけがレムコの動きに反応した。
マスは16秒差で3位、フアン・アユソ(UAEチーム・エミレーツ)は55秒差で4位に入った。
その後をプリモシュ・ログリッチ(ジャンボ・ヴィスマ)が5位に入った。その後を同タイムで総合上位勢が続いた。
イネオス・グレナディアーズのパヴェル・シヴァコフ、テイオ・ゲイガンハート、カルロス・ロドリゲスの3人もいたが、最も注目されていたリチャル・カラパスは不運な一日だったようで。ヴァインから2分59秒遅れでフィニッシュした。
☆【ステージ優勝】ジェイ・ヴァインのコメント
「最後の登りで私が行くというのがチームのプランだったのだが、総合グループからそれを実行することができるなんて、非現実的だ。信じられないことだ。昨年はあと一歩のところまでだったんだ。今年はずっとブエルタに向けて努力してきたんだ。夢が叶ったんだ。」
「パドゥンがまだ先にいることは分かっていたし、差を縮めるには長い距離を走らなければならなかった。ラッキーだったのは–ラッキーというより計画的だったのは–総合で13分遅れだったから、僕が行っても誰も気にしないし、自分のペースを管理することができたし、登りではかなり手際よくペースを上げることができたと思う。」
☆【総合首位】レムコ・エヴェネプールのコメント
「特に登りでは、私の最高の成果のひとつかもしれません。”リーダー “であることを大変嬉しく、誇りに思います。夢のような話です。これが、私が頑張った理由です。今日(木曜日)お見せするのは、おそらく私のキャリアでの最高の成果のひとつでしょう。特に登りでは、しっかりとした実力を発揮しています。本当に夢のような話です。そのために、私たちはここにいるのです。私たちは、チームとして示したものを誇りに思うしかない。この調子を維持したい。」
☆【総合3位】エンリク・マスのコメント
「レムコ についていければ十分だったのです。できることはすべてやった。バランスは非常に良い。チームタイムトライアルでのタイムロス(ジャンボ・ヴィスマから43 “で10位)にもかかわらず、我々は幸福にオランダを後にし、今日(木曜日)は重要なライバルにタイムを稼ぎ、素晴らしい結果を得た。」
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