ツール・ド・フランス2022第2ステージにおいて罰金とUCIポイント減点のペナルティを受けるも「問題ない」とコメント
☆記事
ステファン・キュング（グルパマFDJ）は、ツール・ド・フランス第2ステージでEFエデュケーション・イージーポストのルーベン・ゲレイロの頭部を掴みペナルティを受けた件について、論争を鎮めようとしている。
残り36km、ペロトンが狭い海岸沿いの道路を下っているとき、キュングは腕を上げ、ゲレイロのヘルメットの後部を掴む姿がカメラに映し出された。それをゲレイロはそれを解いて腕を振って諫めた。
その後、キュングにはUCIから制裁が下された。レースからの退場はなかったが、500スイスフランの罰金とUCIポイントの20点の減点が科せられた。
ゴール地点で、キュングはメディアの取材に答えている。
「『ちょっと前を見て』と言うためだったんだ。」
「本当に慌ただしく、道にはたくさんの観客がいた。彼はいつも後ろを向いていたので、私は『前を見ろ、本当に危ないぞ』と言ったんです。」
キュングは、2人の間に暴力的な争いがあったという説を否定し、事件後すぐに仲直りしたと主張した。
「もう大丈夫。お互いに話をしたし、すべて順調だ。レースでは、誰もが安全であることを望むものだ、すべてうまくいっている。」
ゲレイロは、このことを裏付けるような発言はしておらず、自身の見解も述べていない。
ゲレイロはその後に激しく転倒し、10分以上遅れてゴールし、そのままチームバスに乗り込んで診察を受けている。
コメント