プリモシュ・ログリッチ、クリテリウム・デュ・ドーフィネで総合優勝

レース

第8ステージはユンボ・ヴィスマがワンツーフィニッシュ

☆記事

プリモシュ・ログリッチとヨナス・ヴィンゲゴーは、クリテリウム・デュ・ドーフィネにおいて、ログリッチが最後の急勾配で決定的なアタックを決め、総合優勝を獲得したことで、ユンボ・ヴィスマの総合における優位性を確認させた。

2人のユンボ・ヴィスマのライダーは一緒にフィニッシュまで走り、ヴィンゲゴーがステージ優勝を果たし、ログリッチは優勝者用のイエロージャージを獲得した。ログリッチとヴィンゲゴーは手をつないでゴールし、ログリッチはチームメイトを前に押し出してステージ優勝を祝った。

オーストラリア人のベン・オコナー(AG2Rシトロエン)は、タイムロスを最小限に抑えようと奮闘し、総合3位となった。エステバン・チャベスとルーベン・ゲレイロ(EFエデュケーション-イージーポスト)は、ステージ4位と5位でフィニッシュした。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ2022第8ステージ順位”画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

オコナーはヴィンゲゴーから15秒遅れでゴールし、総合ではログリッチから1分41秒遅れでゴールした。ヴィンゲゴーは40秒差で総合2位となっている。

クリテリウム・デュ・ドーフィネ2022総合順位”画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

ログリッチは2022年のクリテリウム・デュ・ドーフィネを総合優勝し、3週間後に迫ったツール・ド・フランスに向けて調子を取り戻したことを示した。一方、ヴィンゲゴーはフランスで彼と同等の地位を得るに値することを証明した。

ユンボ・ヴィスマはクリテリウム・デュ・ドーフィネをツール・ド・フランスを戦うメンバーで参戦し、タデイ・ポガチャルとUAEチーム・エミレーツに挑戦する総合力を示した。

今問題なのは、エースがログリッチなのかヴィンゲゴーなのか、ということだ。デンマークの道、北フランスの石畳、そしてアルプスやピレネーの山々でのレースが、おそらく最終的な答えを導き出すだろう。

☆【総合優勝 ステージ2位】プリモシュ・ログリッチのコメント

”画像引用”チーム公式Twitter

「フランスでレースに勝つことができてうれしいよ。我々2人だけでなく、チーム全体が良い走りをし、一日中すべてをコントロールすることができた。ヨナスは最後の上りでとても強く、チームにとって信じられないような一日だった。」

「物事は正しい方向に進んでおり、ツール・ド・フランスに向けて自信を持つことができる。まだやることはあるけど、ツールには間に合うはずだ。」

☆【総合2位 ステージ優勝】ヨナス・ヴィンゲゴーのコメント

「ツールでワンツーを決めるのは難しいでしょう、数人のライバルがいますから。ポガチャル、マルティネス、ウラソフがいる。ツールはドーフィネより多くの総合エースがいるので、競争はより激しくなり、勝つのはより難しくなるでしょう。しかし、我々は少なくとも一人はレースに勝つことを目指す。」

”画像引用”チーム公式Twitter

「私がアタックして、彼がついてくるというプランがあったんだ。全員を落とせるかどうか試したかったんだ。それで成功したんだ。今日はとてもハッピーで誇りに思う。」

「ステージ優勝と総合2位を獲得できたのは嬉しい。世界でも最も大きなレースのひとつだ。アルデンヌクラシックでは、ベストな期間ではなかったけど、今は高いレベルに戻っていて、満足している。」

☆【総合3位 ステージ3位】ベン・オコナーのコメント

”画像引用”チーム公式Twitter

「ヨナス(ヴィンゲゴール)とプリモシュ(ログリッチ)と一緒になれたなら最高だった。」

(最後の表彰台を確保したことに満足しつつも、さらに上位に上がれなかったことを悔しがり)「今日(月曜日)から始まるツール・ド・スイスには、他の大物選手や、ツアー・オブ・スロベニアに参加する2度の優勝経験を持つタデイ・ポガチャルがいるので、より強力なラインナップを見つけることができるだろうね。」

☆【山岳賞】ピエール・ローランのコメント

”画像引用”本人のTwitter

「好きなように乗りました。攻撃すること、前に出ること、一週間ずっと。日が経つにつれて、努力の繰り返しをしっかり消化しています。これからしっかり回復していかなければなりませんが、次のツール・ド・フランスのスタートが待ち遠しいです。」

「観客と感動を分かち合うことは、とても貴重なことだよ。」

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