第4ステージの落車の後、暑さと膝の痛みに悩まされたサイモン・イェーツ。
☆記事
ジロ・デ・イタリアでのサイモン・イェーツの総合優勝への挑戦は、第9ステージのブロックハウスで突然終わりを告げた。フィニッシュ前12km地点で脱落した後、11分15秒遅れでフィニッシュした。
バイクエクスチェンジ・ジェイコの総合エースは、ブダペストの第2ステージのタイムトライアルで勝利し、エトナ山の最初の山岳テストでは、総合順位で総合候補の最上位となり、ジロ・デ・イタリアの総合優勝争いで好調なスタートを切っていた。
しかし、第4ステージ序盤の落車で膝を痛めたイェーツは、日々回復をめざしていた。シチリアの小さな町を通過するステージ序盤で何人かの選手が転倒したが、回復してエトナ山では集団でフィニッシュした。
しかし、第9ステージのブロックハウスでは上位のクライマーと争うことができず、34位でゴールし、総合争いから脱落した。
ステージを終えたイエーツは、集まった報道陣に意気消沈した様子で語った。
「今日は、それだけ(怪我)が問題じゃなかった。暑さには本当に苦労した。そういうものなんだ。全力を尽くしたけど、それだけなんだ。」
「エトナ以来、ずっと痛みが続いていて、それをできる限りコントロールしようと思っていたんだ。でもさっきも言ったように、今日の問題はそれだけじゃなかった。暑さにも悩まされたしね……」
「休息日もあるし、今日のステージからどう立ち直れるか試したい。まだわからないよ。」
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