ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ、ジャスパー・フィリプセンがスプリント勝利

レース

アルペシン・フェニックスのスプリンターが勝利し、ログリッチは総合のリードを維持

☆記事

ブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージでは、ジャスパー・フィリップセン(アルペシン・フェニックス)がスプリント勝負を制した。

2位にはファビオ・ヤコブセン(ドゥクーニンク・クイックステップ)、3位にはマイケル・マシューズ(バイクエクスチェンジ)、スプリント勝負の口火を切ったフアン・セバスティアン・モラノ(UAEチームエミレーツ)は4位に入った。

第2ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

総合2位につけていたアレックス・アランブル(アスタナ・プレミアテック)は、中間スプリントで数秒を稼ぎ、プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)との差を縮めた。しかし、ゴールスプリントで5位に入賞したものの、総合首位のログリッチを逆転するのに必要なボーナスタイムを得ることはできなかった。

第2ステージ終了時点の総合順位。

スプリント勝負以外の話題としては、残り4.2kmでアダム・イェーツ、ジャック・ヘイグ、ヒュー・カーシーらが落車してしまったことが挙げられる。彼らは総合首位のプリモシュ・ログリッチに30秒以上の差をつけられてしまった。

☆スプリント勝負の流れ

アルペシン・フェニックスは、最後の数キロでドゥクーニンク・クイックステップとともに先頭の牽引に人数をかけていたが、ゴール前の直線で主導権を握ったのはUAEチームエミレーツだった、マッテオ・トレンティンが最後の数百メートルで先頭に立った。

トレンティンは、チームメイトのフアン・セバスチャン・モラノを牽引し、その背後にマイケル・マシューズを乗り、フィリップセンとヤコブセンがマシューズの後ろを奪い合う展開となった。

モラノがスプリントを開始すると、マシューズとヤコブセンの2人は彼の右側の広いスペースを狙ってスプリントし、フィリップセンは彼の左側の狭いスペースを狙った。

この判断は正しく、フィリップセンはモラノを抜き去り、ヤコブセンを抜いて勝利を勝ち取った。

☆ジャスパー・フィリップセンのコメント

「チームメイトが全員揃っていたのは素晴らしいことでした。みんなが前線にいたので、チームからたくさんのサポートを受けることができました。このようにしてスプリントに勝つことができたのですが、私たちは本当に良い仕事をしたと思います。今夜は一人一人がとても幸せになれる。」

「これが最初の大きな目標でしたが、最初のスプリントでうまくいったことで、すでに本当に満足しています。これからは、スプリントだけでなく、他のことでも目標を達成していきたいと思います。」

☆ファビオ・ヤコブセンのコメント

「スプリントは完璧ではありませんでした。というのも、フィニッシュラインから200メートルのところで前の人たちを抜くためにかなりの努力をしなければならず、少しの間、スピードが落ちてしまったのです。でも文句は言えません。ここでトップ3に入れたことは、これから数日間で勝てるという自信につながる良い結果です。」

☆マイケル・マシューズのコメント

「今日は3位以内か5位以内を目指していましたが、それが実現できました。チームメイトが私のことをよく理解してくれていたので、自信につながりました。他のライダーに比べて良いチームだと思います。それを活かしていかなければなりません。」

コメント

タイトルとURLをコピーしました