マイケル・ウッズがツール・ド・フランスでイスラエル・スタートアップネイションを率いる
☆記事
イスラエルのスタートアップ・ネイションは、6月26日にブレストで開催されるツール・ド・フランスで、マイケル・ウッズがチームの総合エースとして出場することを発表した。
この発表は、ウッズがツール・ド・スイスで総合5位に入賞したことや、ツールを4度制覇しているクリス・フルームが今年のイエロージャージに挑戦するためのコンディションを持っていないことを認めたことによるものだ。
イスラエル・スタートアップネイションは、ツールチームの残りのメンバーをまだ発表していないが、フルームとジロ・デ・イタリアのステージ優勝者であるダン・マーティンの参加が期待されている。
先週、スポーツディレクターのRik Verbruggheはメディアに対し、フルームの契約がツールでのエース待遇を保証するものではないことを認めたが、彼はフルームがブエルタ・ア・エスパーニャの準備のためにツールを走る可能性が高いことを示唆してもいる。
ウッズは、シーズン序盤、ツールでのリーダー的役割を望まないことを示唆していた。彼はツール・ド・フランス以外に東京オリンピックのロードレースを目標にしている。
そして今シーズン、ツール・ド・ロマンディでも総合5位に入り、フレッシュ・ワロンヌとリエージュ・バストーニュ・リエージュでそれぞれ4位と5位を獲得した。
クリス・フルームの不調が長く続く中、好調なマイケル・ウッズへのエース変更は至って当然のことだろう。
☆マイケル・ウッズのコメント
「イスラエル・スタートアップネイションを代表してツール・ド・フランスに参加できること、特にチームリーダーとして参加できることにとても興奮しています。グランツールでチームを率いる機会はありましたが、ツール・ド・フランスでは初めてです。特にチームの質を考えると、このポジションを与えられたことを光栄に思います。」
「私の主な目標と優先事項ははっきりしています。まずステージでの勝利、そして総合優勝を目指します。総合で良い成績を残したいのは間違いありませんが、私にとって最も重要なのはステージでの勝利です。それが一番の目標です。」
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