あくまで『理想』。しばらくはウッズのアシストに専念か
☆記事
クリス・フルームは、次のツール・ド・フランスでの自分の役割について、ステージ優勝は「夢のシナリオ」だが、現実的には「ボトルを運ぶ」ことになるだろうと語った。
2019年に起きた事故からの回復を理由に、記録的な5つ目のマイヨ・ジョーヌ獲得の候補から外れてしまったフルームは、今回ツールのイスラエルスタートアップ・ネーションのロードキャプテンとして名を連ねた。
リーダー以外の役割での最後の出場は2008年のバルローワールドでのツールデビューにさかのぼるフルームは、「ツール・ド・フランスに再び出場することは、僕にとって素晴らしい経験になるだろう」と語った。
「自分で結果を出そうと考えるのではなく、できる限りチームをサポートするという、このような役割でツールに参加するのは、ほぼ10年ぶりです。」
「もちろん、私にとっての夢のシナリオは、ステージで結果を出すことですが、それは今のところ、二の次になっています。まずはウッズの面倒を見て、トラブルを起こさないようにすることが第一の目標です。ここ数週間は、私がボトルを持ってくる姿が見られると思いますよ。」とフルーム。
フレンチアルプスでの2週間のトレーニングキャンプを終えたばかりのフルームは、シーズン後半のブエルタ・ア・エスパーニャへの出場の可能性については言及しなかったが、ツールが回復の次のステップにつながることを期待しているとも語っている。
「ここ数年欠場していたレースで、できるだけ多くのことを吸収したいと思っています。少なくともツールに参加することで、自分が必要としているところに近づくための手助けになればと思っています。」
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