チームメイトのヴェガールステイク・ラエンゲンのコロナウイルス陽性のためのリタイアは 「厳しい、しかし何とかなるだろう。」
☆記事
石畳であれ、山頂であれ、ツール・ド・フランス第8ステージのような厳しい上り坂のフィニッシュであれ、総合リーダーのタデイ・ポガチャル(UAEチーム・エミレーツ)は、これまでその強さに陰りを見せていない。
第8ステージでは、時速60kmでの落車が発生した、ポガチャルも巻き込まれた一人であったが、それ自体は大きな不安ではないようだった
しかし、土曜日のチームメイトのヴェガールステイク・ラエンゲンのDNS(彼からコロナウイルスの陽性反応が出たこと)は、UAEチーム・エミレーツにとって勢力の後退であると同時に、ウイルスがレース自体の課題をも引き起こすことを思い起こさせる。
最後の数キロで常に先頭を走り、短いながらも鋭い上り坂のスプリントでステージ3位を獲得したポガチャルは、土曜日にパリへの道中でコロナウイルスを最大のライバルと考えるかどうか尋ねられた。
しかし、ポガチャルはその考えをきっぱりと否定し、たとえコロナウイルスが選手にとってツール・ド・フランスを台無しにしたとしても、マイヨ・ジョーヌを争うという点では、敵は変わらないと述べた。
「コロナウイルスはライバルではありません。ウイルスが影響を及ぼし、ツールを台無しにするだけです。ライバルはユンボ、イネオス、その他のチームです」と語った。
ポガチャルは、コロナウイルスで失った戦力であるヴェガールステイク・ラエンゲンを失ったことは大きな出来事であると認めている。
「彼はチームにとって大きな存在だった。彼は本当に強く、調子もよく、平地、坂道、どこでも引っ張ってくれた。彼がいなくなると大変だけど、7人でパリに行けると思う。」
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