メインチェス、メカトラで走ってゴールするもジョークを飛ばす「僕やフルームのようなアフリカ人は走ることが大好きなんだ」

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「アフリカ人は走るのが好きなんだ」フルームのようなフィニッシュを果たしたアンテルマルシェ・ワンティゴベールの選手が語る。

☆記事

タデイ・ポガチャルが2022年ツール・ド・フランスで2年連続のステージ優勝を決めてから1分も経たないうちに、ラ・プランシュ・デ・ベルフィーユのグラベルの最終区間で追走グループがフィニッシュに現れた。

その中にルイス・メインチェス(アンテルマルケ・ワンティゴベール)の姿もあった。第7ステージでの彼の好調ぶりは喜ぶべきことだが、それが徒歩で達成されたことだけは驚きだった。

走ってフィニッシュするルイス・メインチェス”画像引用”

ツール・ド・フランス初の主要な山頂ステージのフィニッシュで、ポガチャルから51秒遅れの16位となった南アフリカ人ライダーは、2016年のツールでクリス・フルームがモン・ヴァントゥーをランニングで駆け上がったことと比較して笑い、ユーモアたっぷりに語った。

走るフルーム

「そう、私たちはアフリカ人!走るのが大好きなんだ!結局、50メートル、いや60メートルくらい走った。大変だったよ。」

走ることになった原因は舗装されていない500mの終盤で、ギアが詰まったことが原因だと語った。

「ちょっと弾みすぎたのか、リアディレイラーに砂利が挟まってしまったんだ。でも、あの急勾配を上るには特別なギアが必要だったんだ。」

「もうどうしようもない。もう少しのところだったので、修理するか、走るか、どちらかの選択肢がありました。」

「僕はメカニックじゃないから、走ったほうが早かったかもしれないね。」

彼はこのメカトラブルで順位を上げるチャンスを失ってしまったことに不満を持っていた。

「今日はすごくいい脚をしていたのに、大事なところで活かせなかったのは本当に残念だ。本当に急な坂道で、立ち上がるとタイヤが滑ってしまったんだ。」

「多くのライダーが苦労しているのが見えたので、何か手を打とうと思っていた。プリモシュ・ログリッチや他のライダーたちではなく、トップ10を争う他のライダーたちのことだ。今日は彼らのタイムを削るにはいい日だったのかもしれないね。」

第5ステージの石畳や第7ステージのグラベルなどの難所は、混乱を引き起こすため、ツール・ド・フランスに含まれるべきかどうか、十分な議論がなされているが、メインチェスは未舗装路が含まれることを気にしていないようだ。

「グラベルはレースの一部だと思う。今日はそれほど悪くなかったよ。つまり、レース終盤のちょっとしたグラベルが、レースをより特別なものにしてくれるんだ。もし文句を言うなら、もっと石畳をレースに入れてほしいね。」とコメントしている。

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