ユンボ・ヴィスマは、ログリッチとクライスヴァイクを失う不運に見舞われる。
☆記事
ジャスパー・フィリップセンは、残り200mのスプリント勝負で一度躓き、再加速しなければならなかったが、強烈なスピードで、灼熱のカルカッソンヌでツール・ド・フランス初ステージ勝利に輝いた。
アルペシン・ドゥクーニンクは、トレック・セガフレードのマッズ・ピーダスンがスプリントを開始すると、カーブで内側に飛び込み、ピーダスンが3番手に落ちたところで猛追、マイヨ・ヴェールのワウト・ファンアールト(ユンボ・ヴィスマ)に追いつき勝利した。
マイヨ・ジョーヌのヨナス・ヴィンゲゴーはスタート前にプリモシュ・ログリッチを失い、同じく強力なクライマーのステフェン・クライスヴァイクは落車が原因でリタイアしてしまったため、ユンボ・ヴィスマにとっては不運な1日となった。
ヴィンゲゴーも落車したが、レースに復帰し、タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)にレース前と変わらず2分22秒のリードを保ち、ゲラント・トーマスは2分43秒で3位をキープしている。
☆【ステージ優勝】ジャスパー・フィリプセンのコメント
「ツール・ド・フランスで負けることがどういうことなのか、私は知っています。何度も惜しい思いをした。今日、それがうまくいったのは信じられないことです。」
「ワウトが近づいてきているのは感じていた。最終コーナーの手前で少し囲まれてしまった。最終コーナーを過ぎたらもう長くはないことはわかっていた。だから少しでも順位を上げなければならないと思っていたんだ。マッズをパスできたのは良かったよ。」
「この勝利のために懸命に働いてきた。タフなツールの後、ついに勝利を手にすることができ、とても誇りに思う。チームと一緒に第15ステージまで待たなければならなかったけど、みんな可能だと信じていたよ。すごくうれしいよ。」
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