ジロ初優勝から10年、トーマス・デヘントがナポリでステージを逃げ切って制する。
☆記事
ナポリで開催されたジロ・デ・イタリア第8ステージで、ロット・スーダルのトーマス・デへントが、アタックに満ちたステージで逃げ集団に入ったダビデ・ガッブロ(バルディアーニ・CSF)とモビスターのホルヘ・アルカスを抑えて勝利を獲得した。
デヘントはステージ開始直後から逃げ集団に加わり、最終40km地点で5人の先頭集団に入るという、見事なアグレッシブさを見せた。
200m地点で集団後方からスプリントをかけ、チームメイトのファンフックが先頭でペースを上げると、ガッブロとアルカスを抑えてゴールした。ガッブロの追撃は一瞬で、デヘントはゴール前に喜びをかみしめた。
フアン・ロペス(トレック・セガフレード)は、丘陵ステージのフィナーレで2位のレナード・ケムナ(ボーラ・ハンスグローエ)の攻撃をかわし、今日もマリア・ローザの座を守り続けている。
☆【ステージ優勝】トーマス・デヘントのコメント
「今日は僕にぴったりの日だったね。常にアップダウンがあり、挽回するのも大変だし、差を縮めるのも大変だ。」
「でも、ステルヴィオステージから10年経って、ようやくジロで再びステージ優勝できたんだ。」
「2週間前に、ジロでステージ優勝できるかと聞かれたら、私は断ったと思う。でも、今は良い脚が来ている。」
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