総合は膠着、集団はイネオスがコントロール。
☆記事
ジロ・デ・イタリア第15ステージでは、トレック・セガフレードのジュリオ・チッコーネが、最後の登りで加速し、勝利を獲得した。
27歳のイタリア人選手は、残り18kmの時点で、2級の急勾配の上りでヒュー・カーシー(EFエデュケーション・イージーポスト)とサンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス)を脱落させ、勝利を決定ずける動きを見せている。
トレック・セガフレードは、3年ぶりにジロ・デ・イタリアでステージ勝利を獲得した。ブイトラゴは1分31秒で2位、アントニオ・ペドレロ(モビスター)は2分19秒遅れで3位となった。
リチャル・カラパス(イネオス・グレナディアーズ)はステージ序盤で落車したものの、2日目の休息日を前にマリア・ローザをキープし、このステージを終えた。カラパスはジャイ・ヒンドレー(ボーラ・ハンスグローエ)に7秒、ジョアン・アルメイダ(UAEチーム・エミレーツ)に30秒差をつけて、総合争いをリードしている。
一方、クーン・ボウマン(ユンボ・ヴィスマ)は、最初の上りで40ポイントを獲得し、ディエゴ・ローザ(エオロ・コメタ)から山岳賞のリードを奪った。
☆【ステージ優勝】ジュリオ・チッコーネのコメント
「急勾配の登り坂が始まったとき、心の中でよし、ここで一人でアタックすれば、単独で行けると思った。」
「今日は脚の調子が良かったから、ここでやってみたんだ。それがベストな選択だった。」
「ツール・ド・フランスのイエロージャージを超える、最も美しい勝利になったと思う。この勝利は、僕にとって言葉では言い表せないほどの価値がある。」
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