ドイツ・ツアー第1ステージ、アッカーマンが地元ツアー開幕戦を制する

レース

落車で混乱した開幕戦のスプリント勝負の行方

☆記事

パスカル・アッカーマン（ボーラ・ハンスグローエ）は、ドイツ・ツアーの第1ステージで集団スプリントを制し、好調を維持している。

チームメイトのリュディガー・ゼーリッヒに導かれたアッカーマンは、フィル・バウハウスとマルコ・ハラーのバーレーン・ビクトリアスのコンビを抑えて完璧なスプリントを見せた。

残り2kmの地点で発生した落車により、スプリント勝負は混乱し、ドゥクーニンク・クイックステップはマーク・カベンディッシュを見失うことになった。それでもクイックステップは最後の1kmまでリードしていたが、最終コーナーの手前でゼーリッヒとアッカーマンに抜かれてしまった。

アッカーマンは、前回開催された2019年のドイツ・ツアーの開幕ステージでも優勝しており、現在はリーダージャージを着て、バウハウスに4秒、ハラーに6秒の差をつけている。

第1ステージ順位。画像引用”https://www.procyclingstats.com/

☆パスカル・アッカーマンのコメント

「調子がいい 。風の中でプロトンを分けようとしましたが、すべてがうまくいきました。ニルス・ポリッツが総合優勝を狙っていることもあり、少人数で行ったほうが良かったと思います。とにかく、最後はスプリントになってしまいましたが、みんなよく頑張ってくれました。」

「早めにスタートしなければなりませんでしたが、後ろの方は風が強かったので、いけると思いました。他の選手が近づいてくるのを感じていましたが、誰も私には勝てませんでした。今年は何度も良い脚を持っていましたが、いつもうまくいかなかった。今日の勝利には大きな意味があります。特に地元レースであるこのレースは、我々のチームにとって非常に重要です。」

☆フィル・バウハウスのコメント

「今日のステージ（木曜日）では、勝つための大きなチャンスがあったと思います。今、この瞬間、私は非常に失望しています」

「2人のライダーを2位と3位にしたのは良い結果だと思っても、ちょっと申し訳ないですね。全員が素晴らしい仕事をした後、スプリントではもっと良いコミュニケーションを取るべきだった。」

「マルコ（ハラー）と一緒ならもっとうまくいったかもしれないし、今日（木曜日）はステージ優勝のチャンスがあったと思う。しかし、今は前を向いていなければなりません。明日（金曜日）は別のチャンスです。勝たなければならない。」

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