ジロ・デ・イタリア第18ステージを勝利したのはべッティオール!!

レース

またも逃げ切りでの勝利。

☆記事

アルベルト・ベッティオール(EFエデュケーション・ニッポン)は、ジロ・デ・イタリア第18ステージのストラデッラでのステージ勝利で、逃げ切り勝ちのノウハウを見せつけた。

ベッティオールは、最後の登りで何度もアタックをかけ、ニコラス・ロッシュ(チームDSM)、レミ・カヴァニャ(クイックステップ)の2人を引き離し、母国での初勝利とチームにとっての今大会初ステージ勝利を獲得した。

ベッティオールは、まず4つある最後の登りの最初の部分で、6人のライダーによるアタックを行ったが、そのアタックが捕まってしまった。そして残り26kmを過ぎたところでカヴァニャがアタックを仕掛けた。 このフランス人選手の加速は非常に強力で単独で先頭に立つ。

2つ目の登りでは、カヴァニャはほぼすべてのコーナーでリスクを冒しながらも、アドバンテージを30秒以上に伸ばした。

残り14.8kmの最後の上り坂でベティオールが先行し、下り坂でロッシュと合流。この時点で、カヴァニャとの差は30秒から15秒の間まで縮まっていた。

クライマーとしての力はベッティオールの方が上だったが、カヴァニャはタイムトライアルのスキルを駆使して、最後の2つの登りの間の平坦区間で重要な秒数を引き出していた。

残り7.8kmのところでベッティオールがロッシュを突き放したため、一時はカヴァニャが15秒のリードを保っているように見えた。 残り500mほどの登りで、ベティオールはギアを落としてサドルから立ち上がり、残り6.9kmでカヴァニャのホイールまで楽々と登り、その300m後にカヴァーニャを脱落させ単独で逃げた。

そこからは意地の張り合いとなる。2019年のロンド・ファン・フランデレン以来、ワールドツアーで優勝していないベッティオールは、最後の下り坂を攻略しなければならなかったが、リードが拡大し、追撃はバラバラにされていたため、今年27歳のベッティオールは、十分な時間をかけてステージ優勝を祝うことができた。

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