第5ステージをアルメイダが制する。
☆記事
スペイン北部で開催されたブエルタ・ア・ブルゴスで、パヴェル・シヴァコフ(イネオス・グレナディアーズ)が総合優勝を果たした。ジョアン・アルメイダ(UAEチーム・エミレーツ)は、12kmの上り坂のあるステージを先頭で駆け抜け、最終ステージを制した。
クリス・ハーパー(ユンボ・ヴィスマ)は、フィニッシュまでの6.2%の上りで単独攻撃を試みたが、イネオス・グレナディアーズが彼を追撃した。また、残り2.5kmでミゲル・アンヘル・ロペス(アスタナ)のアタックを追いかける等、カルロス・ロドリゲスがシヴァコフのリードを守るために懸命の走りを見せた。
シヴァコフは7秒遅れてゴールしたが、総合優勝は確実となった。
アルメイダはこのステージの勝利により、35秒差で総合2位に浮上し、ロペスも35秒差で3位となった。
シヴァコフは、怪我やクラッシュといったアクシデントが続いており、3年ぶりのステージレースでの総合優勝となったが、ブエルタ・ア・エスパーニャに向け、リチャル・カラパスやイーサン・ヘイター、テイオ・ゲイガンハートと共にベストの状態に戻っているようだ。
☆【総合優勝優勝】パヴェル・シヴァコフのコメント
「とてもハッピーだよ。自分のコンディションが最高だとわかっていても、勝てるとは思っていなかった。久しぶりの優勝なので、とてもうれしいし、自信になる。私にはこれが必要だったんだ。」
「ブエルタの最終選考は、来週、チームから発表されるはずです。そうでなければ、僕のカレンダーに何が含まれるかを話し合うことになる。」
☆【ステージ優勝】ジョアン・アルメイダのコメント
「今日(土曜日)は本当にうまくいった。ここ数ヶ月は、バイクのフィーリングがあまり良くなく、自分のフォームを見つけるのに苦労していたので、特別な勝利となりました。今週は、レースで自分の道を切り開いたことが重要で、今日は調子もよく、アタックして勝つこともできました。」
「次の目標は、2週間後のブエルタ・ア・エスパーニャだ。この勝利で得た自信をもって臨みたいと思います。今は少し休んで、最後の準備をして、ブエルタに備えようと思っています。本当に楽しみだ。」
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