レムコ・エヴェネプールがタイムトライアルを制する
☆記事
ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ)は、第8ステージのタイムトライアルで、首位のセルジオ・イギータ(ボーラ・ハンスグローエ)を抑えて総合優勝した。ステージはレムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)が勝利し、ツール・ド・スイスの最終ステージで勝利を掴んだ。
この日のスタート時にイギータに総合で2秒差をつけられていたトーマスだが、25.6kmのタイムトライアルでイエロージャージを奪うことができると強く期待されていた。結果、エヴェネプールにわずか3秒差となるステージ2位のタイムを記録した。
ヨーロッパタイムトライアルチャンピオンのキュングは、もちろんステージ優勝も狙っていただろうが、エヴェネプールに10秒差で3位に甘んじなければならなかった。
イギータは、イエロージャージを失ったが、損失を最小限に抑え、ステージ11位、トーマスから1分12秒、ヤコブ・フルサン(イスラエル-プレミアテック)に4秒差をつける総合2位を確保した。
ニールソン・ポーレス(EFエデュケーション・イージーポスト)は、総合4位を確保。ステファン・キュング(グルパマFDJ)は、得意のタイムトライアルで順位を2つ上げ総合5位となった。
☆【ステージ優勝】レムコ・エヴェネプールのコメント
「浮き沈みが激しく、難しい一週間だった。」
「この2日間は体調が良くなった。最初のステージは、フレッシュさが足りなかった。このタイムトライアルに集中し、ゲラント・トーマスに勝つことができてとてもうれしい。彼が最終コーナーに入ったとき、僕は勝つとわかっていた。テレビの映像をもとに、彼がラインを越えるまでの時間を計算した。今日は計画を立てていたのですが、暑さのためか全く粘ることができませんでした。自分のペースがあったから勝てたんだと思います。」
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