ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ、ロマン・バルデが山頂を制する

レース

ミゲル・アンヘル・ロペスが総合争いの集団からタイムを稼ぐためにアタック。

☆記事

ロマン・バルデ(チームDSM)は、ブエルタ・ア・エスパーニャでついに山頂ステージでの勝利を手に入れた。

バルデは、18人の逃げ集団の一員として展開しており、最後の数キロの上りでアタックをかけ、他の選手を置き去りにして単独でフィニッシュした。

3位にはオーストラリアのジェイ・ヴァイン(アルペシン・フェニックス)が入った。彼はステージ中盤でチームカーと接触して転倒したが、驚異の復帰を見せ好成績を残した。

第14ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/

総合優勝候補の選手たちは、ステージ中に逃げが10分以上のリードを稼いだことにより、ステージ勝利とは関係の無い時を過ごした。

その後、ユンボ・ヴィスマがライバルをコントロールし、オッド・クリスティアン・エイキング(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)を揺さぶった。

ミゲル・アンヘル・ロペス(モビスター)がラスト3kmでエンリク・マスのアシストとタイム差を稼ぐためにアタックするが、プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)はゴール付近でロペスを追い詰め、数秒の差だけがついた。

リーダージャージのエイキングは総合勢より20秒遅れでゴールしたが、なんとか首位はキープした。

第14ステージ終了時点の総合順位。

☆ロマン・バルデのコメント

「何度も2位になったことがありますが、今日は全力で走っていいところまで行きました。水玉模様のジャージを手に入れれば、2つの勝利を手に入れることができるんだ。最高だよ。」

第14ステージ終了時点の山岳賞順位。

「前にいる他の選手に追いつくのに苦労しました。というのも、誰もがアタックに参加したくないと感じていたからです。でも、スポーツディレクターの指示で、上り坂の急な部分でアタックをかけて、目の前にゴールがあるかのように頑張ることができました。その結果、うまく差を広げてフィニッシュすることができたんだ。」

「みんな疲れていますが、チームの士気は高く、3回のステージ優勝と1回の表彰台を経験しているので、士気は高いです。」

「全員が集中しており、良いグループの一員であることにとても満足しています。楽しんでいるし、チームのためにベストを尽くそうとしている。素晴らしいブエルタだよ。」

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