ブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ、マグナス・コルト僅差で逃げ切り

レース

プリモシュ・ログリッチがステージ2位でフィニッシュし、総合首位に立つ。

☆記事

ログリッチは勾配9.4%の1.9kmの上りの最後の数百メートルで、総合優勝を狙うライバルたちを一蹴したが、マグナス・コルトには追いつけず、2位でゴールした。

数秒遅れでゴールしたアンドレア・バジョーリ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が表彰台の最後の席を手に入れた。

アレクサンドル・ウラソフ(アスタナ・プレミアテック)とエンリク・マス(モビスター)はログリッチに最も食らいついた総合優勝候補だ。

一方、チーム・バイクエクスチェンジのチームメイトがレースの大半を働いていたマイケル・マシューズは、最後の数百メートルで勝利を目指して攻撃を仕掛けたが、6位に留まった。

第6ステージ順位。以下画像引用”https://www.procyclingstats.com/index.php

ログリッチはステージ勝利ころなかったが、ケニー・エリッソンド(トレック・セガフレード)が最後の登りで落車し、リーダージャージを手放すことになったため、総合首位奪還という形で慰めを得ることができた。また、総合優勝を狙うライバルたちとのタイム差を広げることも重要な課題もこなすことが出来た。

総合の観点から見た最大のダメージを受けたのはヒュー・カーシーであり、EFエデュケーション・ニッポにとっては苦い一日となった。カーシーは、すでに横風の中で脱落し、最後の登りで苦戦し、最終的に2分50秒遅れでゴールすることになった。

これでログリッチは、モビスターのトリプルエースを抑えてブエルタの総合をリードしている。マスが25秒遅れで2位、ロペスが36秒で3位、バルベルデが41秒で4位となり、5位のベルナルとタイムが並んでいる。さらにウラソフとチッコーネが続き、ランダ、アル、イェーツはいずれも1分以上の差をつけている。

第6ステージ終了時点の総合順位。

☆マグナス・コルトのコメント

「残り150メートルのところで後ろを振り返ると、ログリッチが来るのが見えた。全力でスプリントして、運良く彼を引き離すことができた。」

「今回のステージは、僕にとって特別なものだ。僕が勝つステージはいつもスプリントなんだけど、他の地形でもスプリントができることを証明できたし、今日のように逃げを完封できたことはとても嬉しいよ。」

☆プリモシュ・ログリッチのコメント

「悔しいとは思っていない。マグナスのほうが強かった。彼は本当にいい脚をしていたし、間違いなく勝利に値する。」

「僕自身は、勝利というよりも、まず自分のペースを保つことに集中した。まず安全を確保して、それから楽しむことを考えていました。最終的には足が良かったので、少しだけスプリントしました。」

コメント

タイトルとURLをコピーしました