レース後半にエヴェネプールへの反撃の機会が訪れるかもしれないと語るエンリク・マス。
☆記事
エンリク・マス(モビスター)は、ブエルタ・ア・エスパーニャの総合リーダーであるレムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)が現在別次元のレースをしていると認識しているが、総合2位の彼は残りの2週間でチャンスがあれば反撃に出ると約束した。
マスは、日曜日、エヴェネプールに44秒という大きな差をつけられた。
しかし、マヨルカ島出身のマスは、1分12秒差の総合2位に留まっており、この上位入賞は、例外的に困難だったツール・ド・フランスを経た27歳の総合争いへの復帰をすでに示している。
総合4位の同胞カルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ)と同様、マスも登りで早くも深みにはまり、その代償を払うことになったと語った。しかし、エヴェネプールが首位を守り、ライバルに対して余裕をもっているように見えるが、マスは逆転のチャンスはまだあると主張した。
「レムコについていこうとしすぎた。自分のペースで走ればもっとうまくいったはずだ。」とマスは言い、
「今のところ、彼は無敵のように見えるが、このレースは3週間もあるんだ。でも初日から言っているように、僕は一日一日ここでレースを続けているんだ。」
マスは、エヴェネプールがこの先弱くなるかどうかはわからないと繰り返し、「ラ・ブエルタはとても長い」ので、彼のグランツールでの経験は「有利に働くかもしれない」と述べた。
また、ロドリゲスとアユソ(UAEチーム・エミレーツ)の2人の若いスペイン人選手が、激しい1週目の後でも総合争いに加わっていることを非常に喜んでいると付け加えた。
「彼らのことはとても嬉しい、2018年に2位でフィニッシュしたときのことを思い出すよ。スペインのサイクリングが再び成長しているのを見るのは良いことだ。」
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