ジロ・デ・イタリアの第9ステージで山岳ジャージを失ったクーン・ボウマン。
☆記事
第7ステージを制し、山岳賞でトップに立ったユンボ・ヴィスマのライダーは、ブロックハウスへのステージでディエゴ・ロサに山岳ポイントを抜かれてしまった。
「それでも山岳賞ジャージをキープしようとしたんだよ。」とボウマンはメディアに語った。
「トレック・セガフレードは自分をマークしてきた。」と、序盤に逃げようとしたボウマンは言う。
「でも、2日前のような脚力はなかった。その後、イネオス・グレナディアーズが引き始めると、ぐっと調子が良くなりました。奪われたけど、まだ点数自体は少ない選手が多いんだよ。ジャージをなくしただけだと思う。」
事実その通りだ。ローザ(83点)とボウマン(69点)の差はたったの14点だからだ。それにもかかわらず、ボウマンは長い間優勝候補の集団の中にいて、ブロックハウスで初めて自由に行動することができたのだ。
それはサム・オーメンをできるだけ長くアシストしなければならなかったからだ。
「頂上から約9キロメートルまで、彼と一緒にいたんだ。毎日フィニッシュまで全力で走る。なんて、無茶なことをしなくてもいいんです。その後は、ゆっくり登りました。」
ジロ・デ・イタリア第7ステージ優勝者は、今回のジロでさらに多くのチャンスがあることを知っている。
「”いいもの “がたくさん出てきます。人生で2勝しかしていないのに、ステージ優勝を語るのは非現実的でしょう。でも、やってみるよ。」とボウマン。
ユンボ・ヴィスマには、総合順位争いはほど遠いようだ。チーム総合最上位のサム・オーメンは、マリア・ローザのフアン・ロペスから7分以上遅れて20位となっている。
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