チームDSMのイタリア人スプリンターが、ガビリアとデマールを驚かせる。
☆記事
アルベルト・ダイネーゼ(チームDSM)は、第11ステージでスプリントを決め、2022年ジロ・デ・イタリアのイタリア人初勝利を飾った。
ダイネーゼは、高速の追い上げで後方から急に位置を上げ、シモーネ・コンソンニ(コフィディス)をかわして、フェルナンド・ガビリア(UAEチームエミレーツ)から勝利をもぎとった。コンソンニは3位、アルノー・デマール(グルパマ-FDJ)は4位となった。
残り200m付近でデマールはガビリアを先頭に立たせた状態てスプリントを開始し、2人の優勝争いが予想された。デマールは、ライバルが早くスプリントしすぎて減速したため前に出て、残り数メートルでジロ6勝目を挙げるかと思われたが、ダイネーゼがこれまでにないスピードを発揮して抜き去った。
24歳のダイネーゼは、半車身の差でゴールし、彼のキャリアで最も大きな結果を手にした。
エミリア=ロマーニャ州の平原で行われたこのステージでは、ほとんど何もイベントは起こらず、スプリントゴールとその驚きの結果以外に、記憶に残ることはほとんどなかった。
☆【ステージ優勝】アルベルト・ダイネーゼのコメント
「ジロでステージ優勝できたことは本当にうれしい。」
「特に地元に近いというのは信じられない。今朝の計画では、ケースでスプリントを狙うつもりだったが、最後の数キロで、彼の調子があまり良くなかったので、交代した。それから僕はリラックスしてみんなについていくようにしたんだ。」
「ロマンがGCで3位につけているなんて信じられないし、彼は最終コーナーで僕にリードしてくれたんだ。これは僕らがチームとして本当に機能している証拠だ。その後、僕は中盤で少し押され気味になり、左側に隙間ができたので、右側のガビリアと一緒にラインを取りに行ったんだ。最後の20メートルで彼を抜いたけど、最高の気分だよ。」
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