最後の表彰台はミッケル・ホノレが滑り込む
☆記事
ブノワ・コヌフロワ(AG2Rシトロエン)が、ドゥクーニンク・クイックステップとジュリアン・アラフィリップを抑え、ブルターニュクラシック・ウェストフランスで優勝した。
🇫🇷 @GrandPrixPlouay
— AG2R CITROËN TEAM (@AG2RCITROENTEAM) August 29, 2021
Sur la plus belle marche 🥇 @BenoitCosnefroy 💥
On the most beautiful step 🥇 @BenoitCosnefroy 💥#AG2RCITROËNTEAM – © @GettySport pic.twitter.com/JOK7DsT0xQ
アラフィリップは、ゴールまで60kmの地点にある砂利道の登りでアタックをかけ、チームメイトのミッケル・ホノレ、コヌフロワ、タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)とともにプロトンから抜け出していた。
ポガチャルは直後に脱落し、アラフィリップはコヌフロワに対して何度もアタックをかけたが、最終スプリントまで今日最も強かったフランス人ライダーを引き離すことはできなかった。
☆中根英登選手
中根英登選手を含む6人が出場していたEFエデュケーション・NIPPOだが、最高順位はミケル・ヴァルグレンの17秒遅れの22位となった。中根英登選手はDNFとなっている。
結果はDNFとなってしまったが、レース序盤に集団を牽引する姿がみられた。話題は変わるが、中根選手のEFエデュケーション・NIPPOとの契約は今シーズンまでだ。この献身的な働きが来年以降の契約に繋がるのだろうか。今後のニュースに期待しながら注目したい。
逃げが決まってすぐに自分、クイックステップ、ディレクトエナジー、UAEx2人の5人で集団牽引開始。100km地点あたりから横向かい風になるとこでペースを一段上げる事になり3人の牽引となってしまう。そこからフルガス。残り90kmくらいで出し切って離脱。@gcnjapan 等で今日も応援有難うございました📣 https://t.co/ydSVtfeVrr
— Hideto Nakane 中根 英登 (@hideto_252) August 29, 2021
☆ブノワ・コヌフロワのコメント
「本当に嬉しい。ワールドツアーでの初勝利だ。今日は本当にエキサイティングなレースだった。最終的にはドゥクーニンクの2人と僕だけの戦いでした。ジュリアンがアタックしてきたときには、自分もついていくことができると思っていた。もちろん、ここでのスプリントは別物だ。何かできると思っていたし、自信もあった。」
「前方にいたときにも自分にとれる選択肢を使ったが、彼らと協力していたし、彼らの走りに任せていたわけではない。アタックもしたし、ジュリアンと一緒に行きたかったけど、最終的には自分のやり方で勝てて満足しているよ。」
「僕、ホノレ、ジュリアンの3人は何の問題もありません。私たちは自分のジャージを代表しているだけで、それがレースであり、そこに個人的な問題はありません。その時は少し不満でしたが、それがレースというものです。」
☆ジュリアン・アラフィリップのコメント
Deceuninck – Quick-Step became the first team in 34 years to have two riders on the podium of #BretagneClassic, after one of the most entertaining editions in recent memory: https://t.co/5Zl6PwUzAW
— Quick-Step Alpha Vinyl Team (@qst_alphavinyl) August 29, 2021
Photo: @GettySport pic.twitter.com/Kf44kGFJTV
「遠くからアタックしたので、積極的なレースをして、この素晴らしいレースを楽しみたかったのです。プロトンとの距離を保つことができましたが、残念ながら最後の1kmで痙攣を起こしてしまい、最終的にはそれが敗因となってしまいました。」
「でもそれを抜きにしても、今日はブノワが一番強かったのだから、それを祝いたい。今回の結果と自分の調子には満足しています。次のレースに向けて良い兆しが見えてきたので、シーズンの最後にはとても良い成績を残したいです。また、チームとミッケルにも感謝しています。彼は素晴らしい活躍をしてくれましたし、彼と一緒に表彰台を共有できたことを嬉しく思います。」
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