1週間にわたるベネルクス・ツアーの初日、横風が既にプロトンにタイム差をつけた。
☆記事
アルペシン・フェニックスのティム・メルリールが、ベネルクス・ツアーの開幕ステージで勝利を飾った。横風でバラバラになっていた30人の集団からスプリントして栄冠を勝ち取った。
Correction: The finish photo has put Alvaro Hodeg on the 3rd place, Gaviria finished 4th
— Benelux Tour (@BeneluxTour) August 30, 2021
🥇 Tim Merlier
🥈 Phil Bauhaus
🥉 Alvaro Hodeg#BeneluxTour https://t.co/2tFGZcHrdC
メルリールは、最近好調のフィル・バウハウス(バーレーン・ヴィクトリアス)をスプリントで抑えた。そして、最後の表彰台にはアルバロ・ホセ・ホッジ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が立った。
1週間にわたるレースの開幕戦だが、オランダの風がレースを分断し、初日から大幅なタイム差が既に生まれた。
レムコ・エヴェネプールは(ドゥクーニンク・クイックステップ)は先頭集団を形成していたが、残り30kmで前輪を破損し、ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアス)、トム・デュムラン(ユンボ・ヴィスマ)、グレッグ・ファンアーヴェルマート(AG2Rシトロエン)らと共に1分近く遅れてゴールした。
更に災難だったのはペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)だ。落車してしまい、最終的には2分半近く遅れてゴールすることになってしまった。
横風と波乱の展開によりばらばらになったプロトンの中で、ゴールまで先頭集団に残ったのは約30名ほど。
ゴールスプリントではホッジが最初にアタックをかけたが、メルリールが後ろから追い上げてきて一気に交わした。バウハウスは、ホッジが飛び出してきたときにペダルを緩めてしまったことで全力を発揮できず。結果としては、メルリールが十分な力を発揮して今季8勝目を挙げた。
☆別府史之選手
EFエデュケーション・NIPPOから出場している別府史之選手はベネルクス・ツアー第1ステージを5分47秒遅れの138位でゴールしている。
また、チーム内最高位はステファン・ビッセガーがタイム差無しの23位。同じくタイム差無しの28位にローガン・オーウェンが入っている。
☆ティム・メルリールのコメント
🇧🇪🇳🇱 #BeneluxTour
— Alpecin-Fenix Cycling Team (@AlpecinFenix) August 30, 2021
The man 🚀
The machine 🚴♂️ pic.twitter.com/QNj2PA7nXp
「非常に慌ただしかった。どのようにしてかはわからないが、あのエシュロンのためにスプリントをしなければならなかった。それからは、重要なポイントでうまく立ち回らなければならないと思っていました。」
「スプリントでは調子が良かったのですが、難しかったですね。アタックもあったが、ジャンニ(フェルメルシュ)は理想的な人物だった。彼は誰にでも対応できる。最終的にはすべてがうまくいき、チームにとって素晴らしい勝利となりました。」
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