「すべて順調」と総合3連覇達成し4連覇を狙うチャンピオン。
☆記事
プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)は、ブエルタ・ア・エスパーニャの最初の上りフィニッシュで勝利し、ツール・ド・フランスの早期リタイアに続くレース前の疑念を払拭したかに見えたが、最初の山頂フィニッシュで再び疑念に翻弄されることになった。
ブエルタで3度の優勝を誇る彼は、第5ステージでは冷静に逃げの選手に総合リーダーのレッドジャージを渡していたが、第6ステージのピコヤーノの頂上では、彼の4連覇の可能性に大きな危険を与えるレムコ・エヴェネプール(クイックステップ・アルファビニル)のものとなっていた。
ログリッチは、ステージ勝者のジェイ・ヴァイン(アルペシン・ドゥクーニンク)から1分37秒、エヴェネプールから1分22秒遅れで総合勢と共にゴールした。
このステージについてどう思うかと聞かれたとき、「あまりない」と答えたログリッチ。
「ステージ優勝するための脚はなかった。」
終日雨で、最後の上りはほとんど視界が利かないという「非日常的なコンディション」であったことを指摘しながらも、ログリッチは言い訳をしようとはしなかった。
「まだ先は長い。今日は少し損をしたけれど、このあと少しは得をすることができるだろう。ふべて順調だよ。」
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