マテイ・モホリッチ(バーレーン・ヴィクトリアス)は、第19ステージで2021年ツール・ド・フランスでの2度目のステージ優勝を果たした。
☆記事
ル・クルーゾでの逃げ切り勝利から2週間後、バーレーン・ヴィクトリアスチームへのドーピング調査の一環としてフランス警察に部屋を捜索された2日後に、スロベニアのチャンピオンは、フィニッシュラインを通過する際に口に手を当てて「ジップ」のジェスチャーをしてゴールした。
This victory is for all the riders here at the @LeTour. All the years of hard work, sacrifice and staying away from our families to do what we all love most ❤️ Respect everyone.
— Matej Mohoric (@matmohoric) July 16, 2021
Thanks @BHRVictorious, you guys are like my family.
And to do it on this @MeridaBikes 😍🇸🇮 pic.twitter.com/jYlSjXhUPs
彼は、ポーでの出来事から自分とチームメイトのモチベーションを高め、レース終盤の数日間は「飛ぶ」ように走ると主張していた。
彼はその言葉通り、序盤の逃げに成功し、集団からの参加者が増えた後の戦いを乗り切り、さらにアタックをかけて逃げ集団を翻弄した。
2位はクリストフ・ラポルト(コフィディス)、3位はキャスパー・ピーダスン(DSM)だった。
エディ・メルクスはスタートラインに立ち、カヴェンディッシュと温かい抱擁を交わした後、カベンディッシュに「34回のステージ優勝という共通の記録を破ってほしい」と伝えたがそれはパリまでお預けになりそうだ。
残り25kmの短い坂道で集団が一息つくと、モホリッチがペダルを踏み込んでアタック。
最初の反応を抑えるのに十分なパワーを持ったアタックだったのもあり、すぐにタイム差を築くことができた。
このタイム差ができた後は、後続の選手が一丸となって追いかけることができなくなり、ゴールまでの間、一進一退のペースになってしまった。
☆マテイ・モホリッチのコメント
「信じられない。小さな逃げ集団に大きな集団が加わり、チームメイトがいなかったので、少しがっかりしたが、決してあきらめず、ベストを尽くしてエネルギーを蓄え、最後はアタックについていくようにした。」
「ニルス(ポリッツ)が最後の登りに入ったとき、私は限界に達して爆発しそうになりましたが、もしこれがレースで最も困難な瞬間であるならば、私はもう1回スプリントをする必要があると思いました。爆発しても構わないが、本気でやってみて、振り返ると誰もいなかった。ゴール前では死にそうになっていて、とんでもなくパワーが落ちていたんだけど、できるだけ空力を確保しようとしたんだ。幸いなことに、ラインまでタイム差を保つことができた。」
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