サウジツアー2023第2ステージ、ジョナサン・ミランがフルーネウェーヘンを抑える

レース

横風の中、スプリントを制したのは若手イタリア人ライダー

☆記事

ジョナサン・ミラン(バーレーン・ヴィクトリアス)は、サウジツアーの第2ステージで、レースリーダーのディラン・フルーネウェーヘン(ジェイコ・アルウラ)にスプリントで勝利し、第2ステージで優勝を飾った。

ミランは、フルーネウェーヘンの後ろにつけていたケース・ボル(アスタナ)の後方から、早めにスプリントを開始した。

ミランは先にスプリントを仕掛け、フルーネウェーヘンはすぐに反応したが不利を受け、ミランは圧倒的な速さでゴールしキャリア3勝目を挙げた。表彰台の最後にはボルが入った。

この22歳の若手ライダーの勝利は、バーレーン・ヴィクトリアスにとって大逆転劇を締めくくりとなった。事の始まりはチームの総合リーダーのサンティアゴ・ブイトラゴを含むチームの多くが横風に巻き込まれ、フィニッシュから30km地点で集団から分断されてしまったことから始まる。

この時点で、逃げのエネコイツ・アスパレン(エウスカルテル)と石橋学(JCL TEAM UKYO)の逃げはとっくに吸収されており、ジェイコ・アルウラ、バーレーン・ヴィクトリアス、UnoX、DSMが集団先頭で牽引を行った。

ジェイコ・アルウラのアシストがフルーネウェーヘンのために先頭を走り、20km以上にわたって集団を分断する。しかし、昨日(第1ステージ)で2位を獲得したドゥシャン・ラヨビッチらのアシストによって最後の10kmでブイトラゴを含む追走グループは集団に復帰することに成功。

スプリントではゼネク・スティバルとルカ・メスゲッツがフルーネウェーヘンをリードしてスプリントするも、良い加速をみせたミランと違い、進路が限定されたフルーネウェーヘンは斜めにスプリントせざる負えず、先頭を捕らえることは出来なかった。

☆【ステージ優勝】ジョナサン・ミランのコメント

「昨年はCROレースで2勝して終わったんだ。私の目標は、ここで新シーズンを勝利でスタートすることでした。」

「昨日はドゥシャン(ラヨビッチ)と一緒に挑戦し、見事なチームワークで2位になった。僕は最後の1kmで問題があって、スプリントではチームメイトを助けることができなかった。今日は彼らが僕を助けてくれたので、この結果にはとても満足している。チーム全員が僕をサポートしてくれたので、とてもうれしいし、感謝している。」

☆サウジツアー2023第2ステージ順位

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