ビニヤム・ギルマイが歴史に名を刻んだ。フアン・ロペスはマリア・ローザをキープ。
☆記事
ビニヤム・ギルマイ(アンテルマルシェ・ワンティゴベール)は、ジロ・デ・イタリア第10ステージでマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)を抑え、彼のキャリア初、そしてエリトリア人として史上初のグランツールでのステージ優勝を飾った。
ジロ・デ・イタリア第10ステージで、マチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)を下したのだ。第1ステージでこのマチューに敗れ、その後5位以内に4回入賞したギルマイは、第10ステージでついに勝利を手に入れた。
ファンデルプールは残り100メートルでギルマイのスリップストリームから抜け出したが、振り切ることができず、スポーツマンらしく敗北を認め、勝ったギルマイに賞賛と喝采を浴びせた。
ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(エオロ・コメタ)が最後の表彰台を獲得した。この集団には、総合優勝候補や総合首位のフアン・ロペス(トレック・セガフレード)を含む約40人の選手が先頭集団でフィニッシュした。
春のヘント~ウェヴェルヘムでアフリカ系黒人として初めてワンデークラシックで優勝したギルメイは、ジロ・デ・イタリアでもアフリカ系黒人として初めてグランツールのステージ優勝という歴史を刻んだ。
しかも、彼は、サイクリング界最大の中心地のひとつであるオランダから生まれた、おそらく最大のスーパースターを打ち負かすことによって、それを成し遂げた。
しかし、個人的な偉業とは裏腹に、彼はインタビューでチームメイトにスポットライトを当てた。「チームが今日してくれたことに、僕は言葉もないんだ。」とギルマイは語った。
☆【ステージ優勝】ビニヤム・ギルマイのコメント
「チーム全員が引っ張ってくれたんだ。最後はポッツォヴィーヴォが素晴らしかった。彼は最後の600メートルで私に “来い “と言って、本当に良いリードアウトをしてくれた。毎日、新しい歴史がやってくる。本当に感謝しているし、自分のしたことが嬉しい。」
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